東京

東京にほとんど行ったことがない。福島から東京までは新幹線で1時間半ほどだが、東京には行きたいところがないから。いや正確には、薄給の生活の中で往復2万円をかけてまで行きたいところがないから。横浜やディズニーランドは行ったけど、東京は一度、オ...
暮らし

タイ旅行記 ―終わり― 費用について全て公開します

人の旅行記を読んでいると、「で? 結局、総額いくらで行けるの?」と毎回思う。最新家電のカタログで一番必要な価格情報が「オープン価格」となっているように、たいていの旅行記では食べ物がおいしかったとか景色が綺麗だったとか、おもしろエピ...

タイ旅行記 ―3日目― タイにやってきた本当の理由

私がタイにやってきた本当の理由。それは、好きな人のためだ。 「牧場物語 3つの里の大切な友だち」のルデゥス。好物はトートマンプラー。 この男が好きすぎて、せっせと魚を釣ってはトートマンプラーを作り、彼にプレゼン...

タイ旅行記 ―3日目― ワットプラケオ・ワットアルン・ワットポーで寺巡りとムエタイ体験

BTS(高架鉄道)を乗り継いで、エクスプレスボートでチャオプラヤ川を遡上する。 寺巡り・その1、ワットプラケオへ。 前年の10月に国王が崩御し、タイでは服喪期間ということで、黒い服を着て歩いた。ワットプラケオを...

タイ旅行記 ―2日目― ゴーゴーボーイズで大人の遊び・バキバキの×××と浅黒い肌の男の子

旅行前、タイについて調べていたら、ゴーゴーバーというものの存在を知った。番号を付けられた裸同然の女の子が壇上で踊る。客は好きな子を指名し、席に呼んだり、お持ち帰りしたりできるのだ。そして更に調べると、その男バージョンであるゴーゴー...

タイ旅行記 ―2日目― アユタヤ遺跡巡りで野犬に襲われ・ウィークエンドマーケット

目覚め良し。ホテルを出て、駅に向かう。 元電話屋の性分で、ついつい電線や端子函に目が行く。このぐちゃぐちゃな張り方、ああ東南アジア。 MRT(地下鉄)でフアランポーン駅に行き、さらに1時間20分ほど国鉄...

タイ旅行記 ―1日目― 初めて国外に出た感動でうっかり見知らぬ人の車に乗ってしまった顛末

速乾吸汗Tシャツにポケットのたくさんついた機能性パンツ、そして大容量の派手なザック。完全に山登りの恰好だった。リゾートっぽい服を着たい気持ちもあったけれど、どんな天候や状況にも対応でき、着心地良く動きやすく汚れてもよく、女1人なのでなるべ...

タイ旅行記 ―旅立ち― 夫の異常な愛情または私は如何にしてムエタイを習おうと決意したか

海外旅行というものは金持ちのすることだと思っていた。鞄に札束を入れて歩くような特殊な人のすることで、自分には全く関係のないことだと本気で思っていた。37歳の夏、ふと思い立ってひとりでタイに行くまでは。 正社員になって最初の年...

はるかな尾瀬と人口600人の檜枝岐村

縁あって数人のチームで檜枝岐村に行くことになった。車で3時間半の道のり。運転手は毎週のように村に通っている人で、慣れた道をびゅんびゅん飛ばすもんだから私は後部座席でぐったりしながらみんなの会社の愚痴や恋バナなんかをぼんやりと聞いていた。 ...