サファリでいやし天国

コロナ禍と重い四十肩でストレスは溜まる一方。癒やし、癒やしが必要だ。 癒やしといえばもふもふ! …ということで、福島県二本松市の東北サファリパークに行ってきた。

入園するとまず、場内での有料レンタカーを使うかどうか聞かれる。車が汚れるのは気にならないタイプなので断ると、「何があっても自己責任になります。車の破損は一切保証しませんので、借りることを強くおすすめします!」と、スタッフさん。そこまで言われるとだんだん不安になってきて、借りることにした。

期間限定で福島県民は入園料半額(2,900÷2=1,450)だと喜んでいたのに、レンタカー1,500円、えさ代1,000円、ラジオガイド代500円…と出費がどんどん増えてゆく。まあテーマパークというものはそういうものだしね。「せっかく来たんだし」と自分を納得させながら、レンタカーに乗り込む。

おっと! いきなりライオンだ。

これから行く人は、最初に心の準備をしたほうがよい。パークに着いて、最初がサファリゾーンでいきなりライオンなので、カメラのピントも合わないままにライオンコーナーがすぐ終わる。ちなみにここ以外に放し飼いのライオンはいない。だが、がっかりしないでほしい。

この後は、阿鼻叫喚の草食動物タイムに突入する。

小雨が降るなか進んでいくと、ぞうさんの鼻がお出迎え。ぐいぐい距離を詰めてくる。

シマウマたちも。

草食動物たちが次から次へと寄ってきて、鼻や舌を突っ込んでくる。窓ガラスもかじる。メキメキと音がする。やはりレンタカーを借りて正解だった。キャーキャー叫びながら、窓の隙間からなんとか餌をやる。車を少しでも止めると囲まれるので、写真を撮る余裕はほとんどなかった。

この先、動物たちの群れを車で突っ切らなくてはならない。無傷で通れるの!?

気づかれた!

群れがこちらに向かって突進してくる! 怖い怖い怖い!

パニックになりながらシャッターを切ったので、ろくな写真が撮れなかった。草食動物といえども、角があると恐怖を感じる。やっとの思いで通過した。ハラハラドキドキで、あっという間だった。もう5周くらいしたい。

さて、ここからはかわいい小動物と触れ合えるコーナー。

ワオキツネザルは背中がぽふぽふで、とても手触りが良かった。いっぱい触らせてくれた。良い子たち。

エリマキキツネザルも、もこふわ。

マーラ三兄弟(兄弟かどうかは知らない)。

突然ですがクイズです。このひづめは何の動物でしょうか?

ヒントはこれ!

ラクダでしたー。駐車場をおさんぽしてた。

これは何の性器でしょうか?

チンパンジーでした! すっごい見せつけてくる!

そして東北サファリパークといえばこの子、ホワイトタイガー。

望遠レンズで可能な限り寄って、口元のアップ。

ライオンもいた。おでこ大丈夫?

サファリゾーンでは一瞬で通り過ぎてしまったので、じっくり観察。肉球を見るとやっぱりネコの仲間だよなという感じがする。

うさぎさんや犬とのふれあいコーナーもとても楽しみにしていたのだけど、小さい子たちに囲まれていてあまり近付けなかった。サファリゾーンでは草食動物の群れを突破できても、人間のエリアで人間の群れを突破するのは難しい。ましてやそれが子どもなら、なおさら。

その代わり、

うさぎさんのぬいぐるみを買ってもらって帰った。