彼氏と二人で福島県いわき市に行く用事があったので、ついでに平競輪に寄ってみました。人生初の競輪場。自転車走れるの?ってくらい、ものすごい強風の日でした。
少し高い場所にある駐車場からの眺め。
同じ場所より、別角度で。この建物の中で車券(馬券の競輪バージョン)を買ったり、レースを観戦したりします。
入場料として100円かかります。あちこちに警備員さんがいて、ちょっとドキドキ。ちょうどレースが始まるところだったので、車券を試しに100円だけ買ってみました!室内のスタンドからも見ることができますが、まずはバンクという選手が走るところに出て、生の迫力を感じることにしました。
バンクからスタンドを見上げたところ。観戦しているお客さんたちが見えます。
中央にはこんなものが立ってます。照明?夜もやるのかな?
と、写真をパチパチ撮っていたら警備員さんに注意されてしまいました。どうやら撮影禁止だったようです。えー、知らなかった。どこにも書いてなかったし。競馬場とは違うのね。
「肖像権とかあるからね。選手の写真は駄目なんだよ。カメラ取り上げられることもあるからね、隠しておいた方がいいよ。もし何か言われたら撮ってませんって言いなよ」
分かりました、すみませんでしたと素直に謝って、少し世間話をしました。何しろ風が強く寒すぎて、私たちの他にはほとんど外に出ているお客さんがいないのです。
警備員さんの話では、競輪で転倒事故は珍しくないそうです。そのために選手は体に油のようなものを塗って、滑りやすくしてるんだそう。
1レース目はサクッと外れ。
バンクの中央で見ていると、当然自分もくるくる回りながら観戦することになるのですね。声もかけられて楽しいけど、順位が良く分からない!自転車は意外に音もなく静かに走り、競輪選手はムキムキというよりスレンダーな印象です。
寒すぎるので2レース目は屋内観戦に変更。今度は2車複(1位と2位を当てる。順番はどちらでも良い)を2通り買ったら、見事的中!!画面には「1,160円」とあります。
「やった!1,160を100円買ったから……1万くらいもらえるんだね!」
「いや、100円が1,160円になっただけだよ」
ちょっとぬか喜び。いやいや、初めての競輪で100円が1,000円になったのです。もう狂喜乱舞。でも周りはけっこう静かで、私だけ浮いてました。競馬みたいに、わーってなって破られたハズレ券が舞い飛ぶ光景を想像していたんだけどな。隣に座ったおじさんが「とったの?」とにこにこ話しかけてくれたので、きゃーきゃー自慢しちゃいました。
だんだんのめり込んできて掛け金も増えてゆき、これ以上はやばいなと感じたので、「ここから先は二人とも外れた時点で終わりにしよう」と提案したら、彼氏は12346ボックスを買っていました。
まぁ…要するに…9人中、3位までに12346番が絡めば勝ちな訳で…。
当然勝ち…というか負ける方が不思議な訳で…。
1,000円買って600円の配当金。
「お前が外れた時点で帰るっていうからこういう買い方したのに!」
即、退場です。