ご近所さんちは動物いっぱい

隣市の山あいの集落に住む親は動物が嫌い。特に父は「今度、うちのうさぎたちを連れていくね」と言うと、「絶対いやだ!山に放してやる」……と叫びます。そんなに毛嫌いしなくてもいいのになあ、と思いつつ、そこは絶対に分かりあえない部分なので、仕方ないですね。

両親も含め、ご近所さんはみんな農家です。広い敷地で、さまざまな動物と暮らしているおうちもあります。

この家では、たくさんのうさぎさんを育てています。オスとメスを一緒にするとすぐに増えてしまうため仕切りを付けているのですが、それでもいつの間にか子どもが生まれているんだそうです。

中にはアキに似てる子も。

特に凶暴だと判断した子は、狭いケージに入れられています。奥さんが扉を開けて、ひょいっとキャベツを放り込み、「なんのために飼ってるのか分からないねえ」とこぼします。

外で多数のうさぎを飼う行為は、私のような室内で家族のように暮らしている身からするとかわいそうな感じがします。けど、群れで暮らして、交尾して……というほうが、より自然なのかなという気もします。

でも、「自然が一番」ということになれば、じゃあなぜ私たちはうさぎを迎えるのか?となってしまいますよね。

ヤギもいます。

顔が怖い!

ねこもいます。

犬もいます。賢そうな目。
やっぱり犬はちょっと別格の扱いを受けていました。

人間と動物の関わりはさまざま。