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高校野球の何がおもしろいの?

夏。それはある種の人々にとっては、高校野球の季節である。プロ野球には興味がないのに高校野球が好きな人は珍しくない。私は同居人の影響で、まったく興味の無かった高校野球を3年前から観るようになった。あくまで印象だけれど、プロ野球に比べるとエラーや逆転劇が多く、最後までハラハラして見られるのが良い。

ところがその世界を知れば知るほど、疑問が湧いてきた。

まず、チームが地元選手ばかりでないのはどういうことだ。「野球留学」などと言って他県から有望な選手を引っ張ってきている。特にエースなどの主要な選手。せっかく都道府県の代表が出揃うというのに、チーム内の出身がバラバラでは代表の意味がない。これでは有望な選手をシャッフルした高校生オールスターゲームではないか。

それから、地元チームが勝ち進むことを素直に喜べない人がいる件。試合結果が仕事に響く職場では、地元チームが早く負けてくれた方が仕事が楽なので、抽選で強いチームとあたることを願う者もいる。また聞いた話によると、応援のための遠征で出費がかさむため、関係者の中には寄付金の要請に頭が痛い家庭もあるそうだ。

そしてそれでも、地元校の試合はやはり盛り上がる。朝から浮き足立って試合開始の時間を待ち、試合中は全力で応援する。勝てば心から祝福し、負ければ「実力差だよ当然の結果だ」とあまのじゃくな悔しがり方をする。

試合終了のアァァァーという叫び声のようなサイレンを聞くと、みんな泣きそうになってる。負けた方が都合がいいのに、と言ってた人も。

高校野球って、どうしてそんなに魅力的なんだろうね?

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